出血=切れている、ではないことも多いです
[2021.09.10]
こんにちは、スタッフOです。少し過ごしやすくなってきましたね。皆さまいかがお過ごしでしょうか。
当医院にお越しになる方の多くは、お尻の悩みで来院されるわけですが、主訴の多くに、「お尻が切れて出血した」というものがあります。
腕や足などをケガすると出血しますので、出血=切れている、という認識が一般的かもしれません。
ですが、痔によるお尻からの出血の場合は、必ずしも切れているとは限りません。
むしろ、切れている、いわゆる「切れ痔(裂肛)」は割合としては少なく、圧倒的に多いのは、「いぼ痔(痔核)」です。
簡単にいうと、お尻の中は柔らかい粘膜ですので、切れていなくても、そこが腫れていれば、排便時等にこすれて出血する場合があるのです。
診察時に「切れていませんよ」とお伝えすると、出血しているのにどうして切れていないの!?とビックリする方もいらっしゃるのですが、そういう理由からです。
どちらにせよ、お尻にお悩みのある方は、一人で悩まず、専門医の受診を! ^^
奈良県大和郡山市南郡山町539-9
0743-54-0301
関谷医院